江戸城下町における「水」支配

江戸城下町における「水」支配

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784881251058
  • NDC分類 517.213
  • Cコード C3021

内容説明

近世の水研究は、封建社会が水田耕作を中心とした農業を基幹としていたため、治水史の側面が高い。城下町によっては、多量の水(飲料・生活用水)を確保するために井戸や上水道が作られたため、井戸や上水道の研究はかなりすすんでいると言ってよい。逆に治水や上水道以外の研究となると、まだまだ模索状態であるといえるであろう。本書は、江戸城下町を流れる人工河川の管理がどのようになされていたかについてまとめたものである。

目次

序章
第1章 江戸の水と支配管理(上水;下水;堀 ほか)
第2章 水の支配管理と江戸幕府の職制(道奉行;町奉行;本所奉行 ほか)
第3章 塵芥処理と屎尿処理の問題(塵芥処理;屎尿問題)
終章
参考資料 享保撰要類集「上水之部」