出版社内容情報
《内容》 うつ病研究の歴史は古いが、最近の精神神経薬理学や生化学分野の研究の急速な進歩に伴って、今までにない長足の発展をとげ、治療学においても目を見張るものがある。 うつ病は決して精神症状のみに留まる疾患ではなく、内科的、身体的症状を含む全身疾患であり、その一部としての精神症状が目立っているにすぎないとの考え方より、本書では、うつ病の身体的側面に多くのページを費して、うつ病の日常診療のための、その診断と治療のすべてを、詳細に解説した絶好の書である。
目次
第１章 うつ病とは
第２章 臨床症状
第３章 診断と分類
第４章 うつ病の生化学
第５章 うつ病治療の一般的事項
第６章 精神療法および生活指導
第７章 薬物療法の一般的事項
第８章 抗うつ剤の血中濃度と臨床効果
第９章 抗うつ薬の副作用
第１０章 抗うつ薬各論
第１１章 その他の抗うつ薬
第１２章 抗うつ薬と他剤併用
第１３章 電気けいれん療法
第１４章 うつ病の予防療法
