内容説明
１９９５年１月１７日早朝、阪神・淡路地方を襲った都市部直下型の大地震は、それまでの防災に対する概念を一蹴してしまいました。震災直後から、防災関連商品・システム・サービスは、その枠組みを大きく変え始めました。いわば“限られた産業分野であった「防災」”から、“全産業的課題として取り組む「個、企業、地域、自治体あらゆるレベルでの災害対策」”へと生まれ変わりつつあるのです。それは、阪神・淡路大震災で自身や同僚が被害にあったことにより、多くの企業が自然発生的に、社会貢献の一貫として防災への取組みを始めた結果でもあります。今回本書では、より幅広い視点で商品・システム・サービスを集め紹介することに重点をおきました。
目次
第１部 企業レポート編
第２部 マニュアル編（地震の活性期にどう備えるか；企業の大地震対策のポイント）
第３部 カタログ編（事前準備；発災直後；サバイバル；復旧・復興）
第４部 アドレス編
