どの子ものびる脳の不思議―脳生理学者の子育てメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876997527
  • NDC分類 493.98
  • Cコード C0037

内容説明

頭のよさは遺伝によって決まるのか?勉強はなんのためにするのか?キレる脳はどのようになっているか?子供の脳の発達を科学で解明し子育てについての悩みに答える。

目次

頭のよさは遺伝によって決まるのか―脳の発達は育てられ方によって左右される
早期のケアは子供の脳をどのように変えるか―愛情のある接触が脳の発達をうながす
脳と心はどのような関係にあるのか―心は脳の働きであり、感情は考え方で変わる
勉強はなんのためにするのか―目的をもった勉強は脳細胞を変える
甘えは脳のどのような仕組みによるのか―甘えは生存にも匹敵する本能である
感情はどのようにして生まれるのか―感情は心によぎる一瞬の考えで決まる
自分への自信のなさはどうして生まれるか―ゆがんだ考えがうつを生み、自信を失わせる
親のゆがめられた考えはなにをもたらすか―子供に不安を与え、自尊感を傷つける
親のうつは子供をうつにするか―親の明るい考え方が子供の心を癒す
子供が本来もつ多動性がなぜ障害になるか―欲求の異常な束縛がADHDを引き起こす
キレる脳はどのようになっているか―自分に自信がないと心の抑圧、無意識の暴力に
男と女の違いはどのように生じるのか―優れた遺伝子を残そうとする脳の仕組みから
子供になにを食べさせたらよいのか―脳はブドウ糖なしでは一瞬も働けない
子供のしつけはどうあるべきか―叱る時はいつも子供の味方だと分かるように

著者等紹介

高田明和[タカダアキカズ]
1935年静岡県生まれ。慶応義塾大学医学部大学院修了。ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学第二生理学教授を経て、現在、浜松医科大学名誉教授。日本生理学会、臨床血液学会などの評議員。著書多数。テレビやラジオでの分かりやすい解説が好評である
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感想・レビュー

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Takao

2
2003年5月12日発行(初版)。17年前の発行だが、記憶では求めたのはそんなに前ではなかったような気がする。「脳生理学者の子育てメッセージ」を求めていたのだろうか。一番印象に残ったのは、人間の脳は様々な情報を常にインプットしており、最も影響が大きいのが親の考え方であるという点。別の本でも読んでいたことだが、大人の脳も実は成長を続けているということはちょっと安心できる話で、年を取っても物事への探究心は持ち続けていたいものだと改めて思った。2021/03/02

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