内容説明
家族が病気やけがをしたとき、気がねなく勤めを休み、心ゆくまで看病できる看護休暇。すぐれた看護休暇制度の実際と、制度実現までの道すじを豊富な実例と資料でわかりやすく説く。すすみゆく高齢化・核家族化時代に不安なく働きつづけるための必携書。
目次
1 看護休暇があれば…(ボケの母親とふたり暮らし―東京の氷上さん;胃がんのご主人を看病して―岡山市の浜野さん)
2 実現した看護休暇制度から(都職労の息のながいたたかい;一人の仲間の介護欠勤から看護休暇制度をつくる―立命館大学;ゴルフキャディーさんのたたかい)
3 働く人びとのための制度実現へ(老親の介護は人生で「重大なできごと」;国の制度としてすべての人びとに)