怪奇鳥獣図巻―大陸からやって来た異形の鬼神たち

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怪奇鳥獣図巻―大陸からやって来た異形の鬼神たち

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  • サイズ A5判/ページ数 150p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875023456
  • NDC分類 721.2
  • Cコード C1039

出版社内容情報

■本文解説より
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江戸時代に絵心のある人によって描かれた一巻の奇妙な絵巻物が残っている。『怪奇鳥獣図巻』と題したこの肉筆の絵巻には、76種の異容な鳥獣がつぎつぎ登場している。作者は明らかではないが、ただし、これらの怪獣奇鳥の生まれは疑いもなく、すべて中国大陸であった。どれもが江戸時代の人びとには目にすることのない怪異な鳥獣類であった。……それらの多くは江戸時代よりはるかの大むかし、中国の『山海経』という書物に姿を現わしている。『山海経』は古代中国に著わされた一種の地理誌であるが、そのなかに各地の山川に棲む怪異な姿の神々や妖怪たちが記録されている。

内容説明

不可思議な鳥獣、異様異体の鬼神たちが次々に登場する「怪奇鳥獣図巻」は、江戸の無名の絵師によって描かれた極彩色の絵巻物。中国古代の奇怪な博物誌『山海経』からの引用を中心としつつ、来歴不明の「妖怪」たちも少なからず顔を見せる。古代中国と江戸期日本のイマジネーションが交差する幻の妖怪絵巻の全貌をオールカラーで初公開。

目次

精衛
数斯
駝鶏
長尾鶏
神陸
比翼鳥
燭陰
帝江
天馬
白鹿
天狗
当康
龍馬〔ほか〕

著者等紹介

伊藤清司[イトウセイジ]
1924年(大正13年)岩手県に生まれる。慶応義塾大学文学部卒。慶応義塾大学教授、同言語文化研究所長を経て、現在、慶応義塾大学・雲南大学名誉教授。専攻は中国古代史、民族学。著書に『日本神話と中国神話』(学生社)、『中国の神獣悪鬼たち』(東方書店)、『昔話伝説の系譜』(第一書房)、『中国古文化与日本』(雲南大学出版社)、『死者の棲む楽園』(角川書店)等がある
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感想・レビュー

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Roy

8
★★★★☆ 中国の幻想的な異形の鳥獣たちを、江戸時代に描かれた日本画を用いて説明。一様にして奇怪でおぞましく、多種との混合獣(おっさん+鳥、オカメ+蛇、鼠+鴨、龍+馬など)、複数の顔を持つ獣(九人のおっさんの顔をもつ鳥、三つの顔を持つカラスなど)が登場する。それらはそれぞれに、福が来たり(そういうのは大抵神化する)、災いが降ってきたりし、設定も面白く、どこか愛らしい。巻末図譜の絵の表情や仕草が、下手なギャグ漫画よりも奇抜でウケる。2009/01/29

Nekono

7
山海経を元にした江戸時代の大和絵による異形の生き物図巻の復刻版。山海経と照らし合わせて、間違いは解説の中で訂正してくれている。誠に親切設計です。絵も大きく全作カラー、しかも巻末に山海経の絵画一覧もついてます。読書とかネットとか人生とかにちょっと倦み疲れた時、パラパラとめくりながら、異形のものたちを眺めているとなんだか楽しくなってきます。2015/06/02

千尋

7
中国から渡って日本に伝わってきた神獣や妖怪などを図説でわかりやすく解説されています**中でも幻想的な鳥が多く掲載されているので、幻想的な鳥が好きな方にはオススメです**2011/07/17

姉勤

3
原典の「山海経」に由った、龍や鳳凰などメジャー化できなかった怪異な”モノ”たちが、粗忽な絵師により適当に紹介されている(※監修の方はしっかり修正&註釈を入れている)。 実在の鳥獣(尾長鶏など)や、滅んでしまったかもしれない動物も多数含まれ、一概に空想の産物とも言い切れない。基本的に道教教義によるテイストが強いが、キマイラやペガサスにルーツが同じ様なもの、他頭他肢はインド的でインターナショナルなイメージに溢れている。 とにかく、コミカルでチャーミングなので一見の価値あり。2013/05/30

蘇芳

1
中国のあやかしものを集めたはずなんだけど、ただの猿が載ってたり誤字かも?を普通に載せてたりと結構適当。資料にはしずらい。2013/06/25

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