活動理論と教育実践の創造―拡張的学習へ

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  • サイズ B6判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784873543888
  • NDC分類 371
  • Cコード C3037

出版社内容情報

活動理論は、人間の協働的活動の新たな形態をデザインする理論である。本書は、活動理論から今日の学校教育の改革を展望し、学校の創造的教育実践に挑戦する活動理論の試みを提起したものである。学校は、子どもたちの学びと成長を中心に、人びとが希望をネットワークする「拡張的学習のコミュニティ」へと、再定義される。

目次

第1部 ヴィゴツキーから活動理論へ(二重性をドラマへとひらく;ヴィゴツキーの活動理論 ほか)
第2部 活動理論・拡張的学習・発達的ワークリサーチ(文化歴史的活動理論の原理と方法論;エンゲストロームの拡張的学習理論 ほか)
第3部 教育実践の中の活動理論(カリキュラムの協働開発と学校改革;教育実践の質的研究と物語り分析 ほか)
第4部 新しい学校をつくりだす運動(拡張的学習のコミュニティとしての学校;ニュースクール・プロジェクトにおける学びの挑戦)

著者等紹介

山住勝広[ヤマズミカツヒロ]
1963年神戸市に生まれる。1992年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。1996年、神戸大学より博士号取得。博士(学術)。専門は教育学、教育方法学、カリキュラム研究。大阪教育大学教育学部講師、助教授を経て、2002年4月、関西大学文学部教育学科助教授、2004年4月から教授
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