我々はアノニマス―天才ハッカー集団の正体とサイバー攻撃の内幕

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  • サイズ B6判/ページ数 477p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864711579
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0030

内容説明

サイバー攻撃によってウィキリークスや中東革命を支援し、一躍世界の注目を浴びたアノニマス。彼らはいったい何者なのか?世間が恐怖する中、一握りの天才ハッカーたちはしだいに名声を競い始め、中国やCIAといった、より大きな標的を求めていく。だが、FBIは彼らの内部を切り崩し、意外な密告者を泳がせたのだった―。アノニマスを率いた超エリート集団。その知られざる実像に迫る話題作!

目次

1 我々はアノニマスである(不意の攻撃が始まった!;4チャンとアノニマスの起源;みんな、ここに集まろう ほか)
2 名声を競う(追いつめられる精鋭たち;アノニマスからの離脱;弱者を救う「革命」を語る ほか)
3 暴かれた正体(安らかに眠れ、トピアリ;現実世界のサブ;ケイラの正体とアノニマスの未来)

著者等紹介

堀江貴文[ホリエタカフミ] [Olson,Parmy]
1972年10月29日、福岡県生まれ。実業家、株式会社ライブドア元代表取締役CEO、SNS株式会社ファウンダー。2006年1月に証券取引法違反で逮捕され、懲役2年6ヵ月の実刑判決が下る。2011年6月、収監。2013年3月27日、仮釈放

オルソン,パーミー[オルソン,パーミー]
フォーブス誌のロンドン支局長。サブプライム・ローン危機の一連の記事で知られる敏腕経済記者。ネット社会の問題についても鋭く斬り込み、アノニマスの中核メンバー全員に直接取材をおこなう。ロンドン在住

竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京生まれ。サイエンス作家。東京大学教養学部教養学科・理学部物理学科卒。マギル大学大学院博士課程修了(理学博士)。科学書の執筆のほか、雑誌、テレビなどでも「科学の伝道師」として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

80
ガイフォークスの仮面を被りデモンストレーションなどを繰り広げるアノニマス。どのような集団なのかそして個人としては何者なのかを本書は解いている。2016/12/09

おけば

6
面白かった。ウェブサイトを攻撃する人たち(本書でいうハッカー)について書かれてる。''「まるで、現実の世界には生まれてこなかったように、どこにもほとんど影響を与えないというのが、本当に望んでいる生き方なんだ」'' (p. 430)という言葉が心に残った。2014/06/20

roughfractus02

4
Anonymous(匿名性)なる言葉はその背後に実名を欲望させるゆえに、著者は探偵さながら彼らの正体を探り、コアとなった集団「ラルズセック」のメンバー、Tフロウ、トピアリ、サブ、ケイラを取材して、その人間臭い動機や奇異な生活を浮き彫りにする。が、本書を単に因果的に読むと、監修者が彼らの動機を壮大な暇つぶしと言う程度の解釈に陥る。重要なのは、本書が4チャンネルでの悪ふざけが市民運動になり、単純なDDoS攻撃の効果が世界的に波及可能になり、その違法行為を受け入れるITを巡る文化という匿名性を示唆する点である。2018/04/20

ひとまろ

4
まぁ日本の一市民にハックするとは思えんのだけど自衛だけはしとこうね2015/04/16

カネコ

4
2014/12/29

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