目次
１ ＶＵＤの基礎知識（見える使い手、見えない使い手―多様化する社会とユニバーサルデザイン；なぜＵＤなのか？―ユニバーサルデザインの歴史と定義；ユニバーサルデザインの基本理念―ＵＤの「７つの定義」について ほか）
２ 「届く、伝わる、わかる、響く」ＶＵＤ実践理論とテクニック５１（「届く」の技―発見性；「届く」の技―到達性；「届く」の技―判別性 ほか）
３ ＶＵＤテクニックの応用１０（Ｗｅｂデザイン；パッケージデザイン；取扱説明書デザイン ほか）
著者等紹介
中川聰［ナカガワサトシ］
Ｐｒｏｄｕｃｔ Ｄｅｓｉｇｎｅｒ／Ｄｅｓｉｇｎ Ｅｎｇｉｎｅｅｒ。ＣＥＯ，ｔｒｉｐｏｄ ｄｅｓｉｇｎ。東京大学大学院工学系研究科特任教授。１９８７年よりリード・ユーザーを駆使した独自のユニバーサルデザインの開発理論や評価法を開発し、広く内外の企業の製品企画やデザイン開発に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ねこさん
20
図書館までが閉まってしまった。この類の資料を濫読できないのは大変不便だ。仕事に関する知識というのは、一度誰かに説明する用を経験してしまえば概して身体に残る。目的が不明瞭だと、こうしたフォームを一々参照する。二十代の頃は資料を手当たり次第買い漁ったが、正当性を共有するための裏付けを何冊並べたところで仕事の質が向上するわけもない。とはいえ一度このフォームの総量、濃度、振る舞い方に身体を浸して通過させておくのは有用だし、図書館の本を積み上げて日がなページを捲る楽しみが得られないことが、窮屈であったりもしている。2020/04/16
Kavi
2
グラフィックデザイナーは必見。デザインが上手な人は、分かりやすさと美しさを感覚でつかんでいたんだなと、分かった一冊。すごく納得できた。お仕事相手が質問ちゃんで、なぜ明朝じゃなく、ゴシックなの？なぜ縦書きじゃなく、横書きなの？なぜ、この色なの？とイチイチ理屈が欲しいらしく、それに感覚でしか答えられなかったが、これを読んだらラクラク返せるわ。今後、仕事をスムーズに進めるヒントがたくさんあった。良書に出会えてよかった。2016/03/13
Taro Yamada
1
図解への活用のため購入。色やコントラストは今までも意識していたが、今後は文字が多い図解は「ぼかし」で見やすさをチェックする等、弱視の方も意識したデザインをしようと思った2019/05/18
1018
1
ＵＤについて勉強になった。具体例もあるのでとてもわかりやすい。2016/05/03
keroppi
1
ユニバーサルデザインと銘打っているが、誰にでも分かりやすく美しくあることを、系統立てて説明している。図版が多く、大変分かりやすい。デザインの参考書としては、とても役に立つと思う。2013/06/27
