内容説明
「下降の時代」を楽しく幸せに暮らすための処方箋。デザイン、統合、接点…「持続可能性」を超えるための原理と道筋。
目次
原理７ デザイン パターンから詳細へ―木を見て森を見ず
原理８ 分離よりも統合―人手が多ければ仕事も楽になる
原理９ ゆっくり、小さな解決が一番―大きいものほど激しく倒れる。最後に勝つのは、ゆっくり着実なほうだ
原理１０ 多様性を利用し、尊ぶ―すべての卵を一つの篭に入れないこと
原理１１ 接点の活用と辺境の価値―みんながこれまで歩いてきた道だからというだけで、行き先が正しいとは思うな
原理１２ 変化には創造的に対応して利用する―洞察とは、現在ではなく未来のあり方を見ることだ
著者等紹介
ホルムグレン，デビッド［ホルムグレン，デビッド］［Ｈｏｌｍｇｒｅｎ，Ｄａｖｉｄ］
１９５５年西オーストラリア州フリーマントル生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
2
図26の集水域を樹になぞらえたパターン（４３頁）は、さながら人間の末端神経のようなものである。自然科学共通の構造がPCの説明にも活用されていることに改めて気づかされる。PCが農村ツーリズムの活性を生むという説明（７７頁）は、GTのコンテンツが市民農園（KG)だったりするので、PCの思想がGTやKGの実践に繋がっているという把握も可能ではないか。さらに、バイオリージョナル（BR ８６頁）という生命地域の現代的意義にも気づかされる。BRはP.バーグが提唱していた。PC、GT、KG、BRの相関を解明してみたい。2013/05/17
ミッキー
0
鶏トラクター、重力を利用した給水、いろいろアイデアが詰まっている。ただ、エネルギー下降時代はかなり準備をしておかないと適応できそうにないです。2012/12/17
