内容説明
「正統派経済学」の現代的意義をヴィクトリア期(ミルとマーシャル)を通じて問い返し、人を幸福にするという経済学の忘れ去られた使命に光をあてる。
目次
序章 ヴィクトリア時代と経済思想
第1章 イギリス・ヴィクトリア朝の企業家経済像
第2章 正統派経済学説―市場と価格
第3章 人間開発と教育投資
第4章 「生活基準」と有機的成長
第5章 大学教育拡張運動と都市カレッジ創設―ヴィクトリア朝の経済・社会科学の一齣
著者等紹介
西岡幹雄[ニシオカミキオ]
1956年神戸市生まれ。1979年同志社大学経済学部卒業。同志社大学大学院経済学研究科を経て、現在、同志社大学経済学部教授、博士(経済学)
近藤真司[コンドウマサシ]
1960年大阪市生まれ。1984年龍谷大学経済学部卒業。龍谷大学大学院経済学研究科、イギリス・ダーラム大学大学院を経て、現在、大阪府立大学経済学部助教授、MA
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