マンハッタンのKUROSAWA―英語の字幕版はありますか?

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  • サイズ B6判/ページ数 470p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860291839
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

名著『天皇と接吻』の著者が、ジャパン・ソサエティーでニューヨーカーたちといかに日本映画の魅力を分かち合ってきたかを綴ったメモワール!人気沸騰した伊丹十三から、神代辰巳、北野武、黒沢清、そして小津安二郎、黒澤明まで。日米文化交流促進のため、ニューヨーカーたちに向け古今の日本映画を18年間にわたって上映してきたキャリア女性の奮戦記。

目次

「シネマグラ」がすべての始まりだった
『タンポポ』で寵児となった伊丹監督
抗議運動も起きた「戦争期の日本映画」特集
アメリカ人は文学の映画化がお好き
世界のミフネに会場は総立ち!
感動的な木下恵介監督からの手紙
恩師ジェイ・レイダ先生の思い出
とちぎあきらさんをリクルート
澤登翠さんの活弁が大喝采を浴びた『子宝騒動』
トラブルメイカーたち―映写技師篇〔ほか〕

著者等紹介

平野共余子[ヒラノキョウコ]
昭和27年、東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。東京大学大学院人文科学研究所修士課程、東京大学新聞研究所を経て、同54年フルブライト奨学生としてニューヨーク大学大学院映画研究科に留学。61年から平成16年までニューヨークの非営利団体ジャパン・ソサエティーの日本映画上映プログラムを担当。現在、ニューヨークと東京を拠点に活躍し、慶應義塾大学文学部、東京大学教養学部非常勤講師なども務める。博士論文の日本語訳である『天皇と接吻―アメリカ占領下の日本映画検閲』(草思社)で川喜多賞、日本映画ペンクラブ賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。