百花繚乱 江戸を生きた女たち

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860290955
  • NDC分類 281
  • Cコード C0095

内容説明

江戸時代を生きた女たちにインタビューできたとしたら!?女たちの思わぬ心情の吐露で、歴史に埋もれていた真相が明らかに。

目次

江戸を生きた女の実力(北政所寧々―秀吉正室。徳川へ世を回した女の反乱;春日局―一切は三代将軍家光のため。乳母から大奥の実力者に ほか)
賢明に受け入れた女の一生(伝通院於大の方家康の永遠の母;高田殿勝姫―東福門院和子の姉。乱世を鎮めるお役目を果たし、今はほっと… ほか)
運命に憑かれた女たち(築山殿―家康の正室。徳川家が生きのびるための人柱に;本理院―家光の正室。別居四十年の歳月が、わたくしに教えてくれたこと ほか)
新しい出発をみずからの意志で(千姫―乱世の中、絶えず明日を見つめて生きる;ジュリアおたあ―禁キリシタン令の時代に、信仰を貫いて生きる ほか)

著者等紹介

石丸晶子[イシマルアキコ]
1935年、東京生まれ。東京大学文学部美術史学科および国語国文科卒業。同大学人文科学研究科博士課程修了。現在、東京経済大学教授。著書に『面影びとは法然・式子内親王伝』(第一回紫式部文学賞、朝日新聞社)など
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感想・レビュー

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かよこ

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お市の方の娘や孫たちの話を一気に読めたのは良かった。公武合体は和宮が最初だと思っていたけれど、秀忠の娘が天皇に嫁ぎ、そして関白左大臣の娘が家光に嫁いでいたんだね。それが本理院。それにしても、家光冷たすぎない?望んでした結婚ではなくとも、もう少し、人として、大事にすべきじゃないかなぁ。千姫は2度目の結婚で夫に先立たれたあと、江戸城に住んだんだね。江戸城が実家って凄い!私も本籍皇居にしようかしら。 数日前、皇居の本丸跡を歩いて来たばかりなので、徳川家の出来事が、身近に感じられて楽しかった。2022/06/24

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