著者等紹介
ローアー,デーア[ローアー,デーア][Loher,Dea]
1964年バイエルン州生まれ。90年からベルリン芸術大学で劇作を学び、デビュー作『オルガの部屋』以降、次々と話題作を発表し脚光を浴びている女性劇作家
三輪玲子[ミワレイコ]
1964年生まれ。ドイツ演劇研究。上智大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すずき
1
一篇の長大な散文詩のよう。何とも言えない気持ちの悪さがそのまま文体のスタイルに情念のように表れていると感じた。2016/10/03
MaRuTaTSu
1
タイトルの「タトゥー」、原題は『Tätowierung』、つまり「刺青」であるとともにそれを刻み込む行為も含むが、そういうことか。 「私の針を刺すんだ/おまえの肉に/繰り返し繰り返し/おまえに刻まれる/タトゥーは/私の刻印だ/おまえが生きている限り/父の印が/消えることはない」(第10場「タトゥー」より)2016/07/15
はる
0
観劇前に予習で読了。 外からは穏やかに見える家族の中で、眼に見えないタトゥーが父から娘に今日も刻まれていく。 出口のない閉塞感が物語全体を覆う。 ★★★私の観劇する『タトゥー』のお芝居情報★★★ 日時:2017年1月 28日(土) 11時/15時/19時 29日(日) 11時/15時/19時 会場:シアターカフェNYAN(大阪市西区) 詳しくはこちらから https://twitter.com/sawarie0804 ご予約はこちらから http://ticket.corich.jp/a2017/01/27