シリーズこころとからだの処方箋<br> 迷走する若者のアイデンティティ―フリーター、パラサイト・シングル、ニート、ひきこもり

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シリーズこころとからだの処方箋
迷走する若者のアイデンティティ―フリーター、パラサイト・シングル、ニート、ひきこもり

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784843318164
  • NDC分類 371.47
  • Cコード C0311

内容説明

フリーター、ニート、パラサイト・シングル、ひきこもりといった若者の問題の解決が大きな課題となっているが、特効薬はない。問題の基底には現代日本社会がかかえる問題が横たわっているからである。それゆえ、対症療法に頼るのではなく、若者の問題の深層を探り、その根本に迫ることが重要である。本書の意図はここにある。ひきこもりを除き、フリーター、ニート、パラサイト・シングルといった問題は、社会学者や経済学者が積極的に発言しており、心理学者や精神医学者の発言は少ない。それは、今日の若者の問題は社会的な規定要因が大きく影響しているからである。そのため、本書は心理に注目しそれを解説するものであるが、社会的な背景についての説明もふんだんに盛り込んだ。この点は類書にない特色であろう。

目次

第1章 若者のアイデンティティ形成をめぐる困難と可能性(問題はどこにあるのか;若者の中に社会を見る ほか)
第2章 フリーターとニートの心理と臨床(働きたいけど働けない;フリーターの心理 ほか)
第3章 パラサイト・シングルの心理と臨床(家を出るきっかけを失って;パラサイト・シングルの心理 ほか)
第4章 ひきこもりの心理と臨床(閉ざされた世界の中で;ひきこもりの心理 ほか)
第5章 若者のアイデンティティ形成の支援(現代社会における若者問題の心理と臨床;若者の自立支援の過程と構造)

著者等紹介

白井利明[シライトシアキ]
大阪教育大学教育学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

minori

2
若者のアイデンティティのありかたについて、社会学や経済学ではなくて「心理学」からアプローチしている本。少し古いし、固めの本だけれど、おススメ。 内容は、キャリア教育の心理主義化の弊害、若者全体にある「さまよえる」感覚を把握すること、り両親や親族の考えをそのまま取り入れることの弊害(アイデンティティ地位の早期完了型)、社会に合わせようとするが故に社会と合わせられなくなっている存在としての「ひきこもり」など。 2012/01/29

藻胤

0
フリーターも当てはまるのか?!とフリーターのわたしも読んでみました。症例が当てはまらなかった。2005年の本なので今とは少し違うかも。2018/10/23

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