シリーズこころとからだの処方箋<br> ボーダラインの人々―多様化する心の病

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シリーズこころとからだの処方箋
ボーダラインの人々―多様化する心の病

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  • サイズ A5判/ページ数 321p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784843318140
  • NDC分類 493.71
  • Cコード C0311

出版社内容情報

推薦のことば  河合隼雄
 現在の日本において、メンタルヘルスは、極めて重要な課題である。 
 日本は敗戦の痛手から立直り、奇跡的とも言える経済発展をしてきた。豊かな物に囲まれ、生活も快適になり、日本人は幸福になっただろうか。年間3万人をこえる自殺者の数を見てもわかるとおり、日本人は物の豊かさに心が押し潰されるような状態にある。
 このときに、上里一郎監修による「シリーズ こころとからだの処方箋」全16冊が刊行されるのを、大いに歓迎したい。監修者は臨床心理学の分野で、有意義な仕事を積み重ねてきた、屈指のオーガナイザーである。
 この監修者の意図のもとに、新進気鋭の執筆者をそろえてなされる、このシリーズは、メンタルヘルスの課題に取り組む人々に、大いに役立つことと確信している。ここにひろく推薦する次第である。

【本書の特色】
●本シリーズは、現代においてより多様化、複雑化していく「こころの問題」の解決にせまり、予防の実践と方法を紹介します。それを通して「心身の健康」を取り戻し保つことを目的としています。
●これまで問題とされ、今後もより深刻となっていくテーマを中心としつつ、できるうる限りふくらみをもたせ、多角的に巻立てを構成しました。
●各巻をテーマ別に構成。その分野における一線の研究者による責任編集です。
●具体的な理解を助けるため、症例の紹介、引用・参考文献などを充実させています。また、専門用語にはわかりやすいよう注記を付しています。
●医学、心理学、看護、保健、学校教育、福祉、企業などの専門家、関係者はもとより、学生や一般の社会人にいたるまでを読者対象としています。

内容説明

「内なるボーダーライン」を生き抜くために。

目次

第1章 ボーダーラインとは何か
第2章 境界例研究の歴史
第3章 境界の神話学
第4章 ロールシャッハ法の視点
第5章 精神分析におけるボーダーライン
第6章 分析心理学から見たボーダーライン
第7章 ボーダーライン事例の研究
第8章 境界例と遊戯療法
第9章 境界状態と死

著者等紹介

織田尚生[オダタカオ]
東洋英和女学院大学人間科学部人間科学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。