医療スタッフのためのムーブメントセラピー - 発達障害・重症心身障害児(者)の医療・福祉・教育に

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  • サイズ B5判/ページ数 342p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784840406116
  • NDC分類 493.9
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 障害児教育・福祉のなかで培われてきたムーブメント教育(遊びを原点とした発達教育)に医療的な要素を加えた「ムーブメントセラピー」を医療スタッフ向けに解説。その考え方から、実践方法、効果、セラピーに役立つ道具までを豊富な例をあげてわかりやすく紹介している。    

《目次》
推薦のことば
刊行に寄せて
はじめに
なぜ、いまムーブメントセラピーか
ムーブメントセラピーとやさしさ-未熟児・新生児医療が寄せる期待

■第1部 基礎編
ムーブメントセラピーの考え方
医療におけるムーブメントセラピーの位置づけ
―重症心身障害児(者)へのムーブメント活動の経験から―
コメディカルとムーブメントセラピー
 1)ムーブメントセラピーと障害児(者)の看護
 2)療育にいかす看護の基本
 3)療育における看護と他職種とのチームアプローチ
 4)ムーブメント療法をいかす理学療法
重症心身障害の発生要因
重症心身障害児(者)の知っておきたい健康情報
 1)睡眠
 2)排泄リズム
 3)呼吸・循環・体温調節
 4)てんかん
 5)変形・拘縮
 6)食事・栄養
 7)感染症
 8)口腔ケア
中枢神経と身体運動
ムーブメントセラピーのもたらす効果
ムーブメントセラピーのためのアセスメント
 1)MEPA-II
 2)MEPA
 3)大島の分類とムーブメントセラピー
感覚運動発達とムーブメントプログラム
コミュニケーション発達とムーブメントプログラム
■第2部 実践臨床編
感覚運動統合とムーブメントセラピー
環境とムーブメントセラピーの展開
 1)ベッドサイドでのムーブメント活動
 2)デイルームでのムーブメント活動
 3)プレールームでのムーブメント活動
 4)プールでのムーブメント活動
 5)障害者福祉センターのムーブメント活動
 6)家庭でのムーブメント活動-重症心身障害児を中心に-
障害タイプ別のムーブメントセラピーの考え方
 1)重症心身障害児(者)へのムーブメントセラピー
 2)障害乳幼児(ダウン症児)のムーブメントセラピー
 3)障害高齢者へのムーブメントセラピー
ムーブメントセラピーに役立つ遊具・用具の活用
音楽ムーブメントの実践
水中ムーブメントの実践
ダンスムーブメントの実践
実践事例
 1)てんかんに視点をおいた重症心身障害児(者)へのムーブメント法の適応
 2)重症心身障害児の集団活動にムーブメント法を取り入れた健康づくり
 3)ムーブメント法を取り入れた重症心身障害児(者)への自然排便を促す取り組み
 4)超重度障害児(者)へのQOLを支える実践
 5)ムーブメント法による超低出生体重児の発達支援
 6)医療現場にボランティアを導入したムーブメント法
 7)重度重複障害児へのムーブメント法によるコミュニケーションの促進
 8)療育園における障害乳幼児のムーブメント法による発達支援
 9)肢体不自由養護学校におけるムーブメント法を使った自立活動
 10)病棟における職種特性をいかした実践
 11)食行動の記憶を呼び戻した重症者集団ムーブメントによる成果
 12)親の立場からのムーブメント法の活用
   ムーブメント教育と共に成長して/わが家のムーブメント活用法
ムーブメントセラピーをさらに深めたい人に
索引
執筆者一覧