電撃文庫<br> 灼眼のシャナ〈7〉

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電撃文庫
灼眼のシャナ〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840227254
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

坂井悠二はすでに死んでいた―。傷だらけの少年・カムシンから借りた片眼鏡によって、吉田一美の夢描いた未来は消え、信じていた世界は壊された。吉田は絶望して、悠二から逃げ出した。不気味な花火が打ち上がるミサゴ祭りの喧噪の中、彼女はあてもなく走り続ける…。不気味な花火―。それは、“紅世の王”たる“教授”とその“燐子”ドミノが企てた“実験”の片鱗だった。“実験”により発生した、人を惑わす妖しい波動が御崎市を襲う。その時。シャナは、悠二は、吉田一美は―!奇才・高橋弥七郎が放つ渾身の学園ストーリー第7弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

53
花火大会の最中に、悠二は吉田にトーチであることを知られてしまう。それと同時に、紅世の王<探耽究求>ダンタリオンが現れ、悠二が逃げてしまった吉田を捜す中、シャナとマージョリーはダンタリオンの助手ドミノによって改造された駅に到着するが、あらゆる攻撃が弾かれてしまい……。恐ろしい実験を発動するために駅に向かうダンタリオンを乗せた怪物列車「夜会の櫃」の破壊に向かうシャナや、駅の破壊に動くマージョリーとカムシンがカッコ良かった。自身の想いを悠二に告げた吉田と悠二の側に居たいと願うシャナの二人の少女の行く末が楽しみ。2016/11/01

Yobata

23
カムシンの調律を利用して発動した探眈求極の自在法が祭りを楽しむ市民を巻き込む。フレイムヘイズとして行動しようとするシャナだが直前の悠二とのやり取りに対して心あらず。当の悠二は吉田一美についにトーチであることを知られてしまう…。ミサゴ祭り編,下巻。何が目的かわからない探眈求極との御崎市全体を守る戦いと内なる葛藤との戦い。シャナ,マージョリー,カムシン達の勢力が一同に勢ぞろいでついに悠二や吉田,田中,佐藤がし事情を知ることに。探眈求極とドミノのマッドは本当狂気ってるねwしかしカムシンのカディシュの血印による→2014/06/06

ENTER

15
吉田さんしか勝たん!この一言だね!2023/07/06

7
吉田一美覚悟を決めるの巻。教授があんな性格だからかバトルのほうはこれといってなんだけど、その過程で表現される各登場人物の心情の描写やらがメインなのだと思う。名前だけ出てたベルぺオルが最後に登場。2021/09/09

nob

6
バナナとか毛虫に引っかかるのかよ…と思いましたが、VS教授です。今までで一番わけわからん悪役。マッドサイエンティスト。こういう悪役も結構好き。吉田一美は悠二の秘密を知ってもなお彼を好きでいることを決めた。一方、シャナは自分が悠二のことが好きなのだと認めた。二人の恋は進展し、新たなバトルが見られそう。悠二にはしっかりしてほしいですね。2017/04/07

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