内容説明
プロ間でも職人芸といわれる三間飛車。対急戦においては四間飛車と比べ1手~2手の手得を生かした序盤作戦が望め、対左美濃・穴熊においては急戦を狙って良し、じっくり構えて良しの魅力的な戦法である。本書は、定跡研究編・実戦編・次の一手編・三間飛車好局集の四部構成で、当時の三間飛車党精鋭3人の独特の感覚を披露する。プロの三間飛車ならではの軽快なさばきを満喫する一冊だ。
目次
第1章 定跡研究編(先手三間対急戦;先手三間対左美濃;後手三間対左美濃 ほか)
第2章 実戦編(振り飛車破りのスペシャリスト;思いつきの新手;対左美濃の会心譜 ほか)
第3章 次の一手編
第4章 三間飛車好局集
著者等紹介
石川陽生[イシカワアキオ]
1963年3月5日、東京都生まれ。77年、6級で高田丈資七段門。86年5月四段、91年7月五段、98年7月六段。91年度、順位戦C級1組に昇級
中田功[ナカタイサオ]
1967年7月27日、福岡県生まれ。80年、6級で大山康晴十五世名人門。86年4月四段、90年3月五段、98年8月六段。92年度、順位戦C級1組に昇級
安西勝一[アンザイショウイチ]
1963年7月2日、東京都生まれ。78年、6級で佐瀬勇次名誉九段門。85年12月四段、91年5月五段、00年3月六段
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