内容説明
本書は、主に甲南女子大学の研究紀要に発表した論文に加筆、修正を施し、序と結びを追加してまとめたものである。
目次
ジャン=ポール・サルトルの『嘔吐』について―その根源的不条理性を中心にして
ジャン=ポール・サルトルの『ボードレール』について―存在論的次元と審美的次元の乖離
ジャン=ポール・サルトルの『マラルメ論』について―「存在と非存在の戯れ」
アルベール・カミュの『異邦人』について―そのヌーヴォー・ロマン的要素を中心にして
アルベール・カミュの『異邦人』の面白さについて
著者等紹介
辻昭臣[ツジアキオミ]
1942(昭和17)年5月広島県生まれ。広島大学文学部大学院博士課程単位取得。2001年春現在、甲南女子大学教授
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