目次
1 三階の子ども部屋
2 若い博物学者
3 秘密の修業時代
4 子どもの読者
5 ソーリー村との出会い
6 人形の家
7 ソーリー村と動物の登場人物たち
8 カースル・コテージへの道
エピローグ ビアトリクス・ポターの幽霊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼんくらぼん
12
「ビアトリクス・ポター」生誕150周年記念イベント♪ 幼少期から晩年まで、書簡や作品を通してかなり詳細に語られています。作品の紹介は、その場面のイラストばかりでなく、下絵や元になった手紙、採用されなかった絵まで豊富に掲載されています。自己中心的で古い考え方の両親のもとで、家から出ることの少なかった少女時代、本を出版するようになり、ピーター・ラビットたちを生み出した日々、ヒルトップを手に入れ、結婚し、そして本を書くことをやめ、かたくなな農場主となった晩年。作家としての魔法の歳月はたった13年だったようです。2016/09/03
Mayu
6
映画のミス・ポターを見て興味をもち、読みました。伝記としてかなり濃い内容ですが、平易な文章で書かれていて、とても読みやすく、面白かったです。ビアトリクスがもしもっと後世に生まれていたら、生物学者や、違う分野の専門家になっていたかもしれませんが、あの時代に女性として生まれたために、活躍できる分野が絞りこまれてしまい、結果的に素晴らしい作品が残ったというのが、すごく運命的に感じます。彼女は自分らしく生き抜いた人だと思いますが、多くの人の援助や、伴侶を得られたことが素敵だなと思いました。2013/12/18
どら母 学校図書館を考える
5
記入漏れ2017/02/21
のんたんの
1
10歳の誕生日に買って頂いた記念すべき本。