出版社内容情報
山へ花きりに行った小僧が、鬼ばさにつかまりそうになるたびに、便所の神様がくれた三枚のお札を次々に投げて、命びろいするお話。スリリングな中にもユーモアあふれる昔話絵本です。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
38
この本をもとに人形劇をしていただいた。教科書に出てくる「3枚のおふだ」をイメージしていたら、違い、おふだは、山姥の家の便所の神様からもらい、まあだだよ、などの言葉は、便所の神様が言っていた。山姥が夜中に坊主の頭やお尻をペロペロなめるのは、面白い。おふだも三回、使い、大川、大火事、針の山。教科書は、砂の山でした。いろいろなバージョンがあるんだなあ。人形劇は、オルガンの生演奏、これがまたいい味を出している。2018/11/06
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
34
ストーリーテリングの台本用。参考に。ちょっと遊びの言葉が多いような気がする。おはなしのろうそく、日本昔話百選と読み比べ。 子どもに語る日本の昔話の掲載分はまだ未読。2013/07/31
る*る*る
30
2-1.2-2読み聞かせ。《敬老の日》本。殆どのじいちゃん・ばあちゃん本、子供たちは読んでいて、、、このおばばを紹介★怖くってごめんなさい(~_~;) 子どもたち、おばばと小僧の会話、和尚と小僧の会話にドキドキハラハラ。表紙よく見て気づく。人の縁取り、これ、トイレの神様だ!2015/09/16
Yu。
28
道に迷った子供が山奥に住む老女宅に一晩お世話になろうとするのだが。。たまには童心に帰るっていうのもいいね‥ しかもいまだに楽しめている自分に気付けて、なんかいいな(*´ー`*)2019/05/04
ふじ
26
今年もきました怖い絵本さがし。旦那のおススメ。おにばばに追われる小僧さんの話。息子もハラハラドキドキ、「ひっ!」と所々声をあげつつ最後まで逃げずに楽しみました。「おふだもっとあったらよかったのに、なんで神様は3枚しかあげないんだろう」とのこと。なんでだろうね。2017/07/07