内容説明
米・独・韓・英・仏の実態を分析！巨大な国際企業どうしの合併・戦略的提携が驚異的なスピードで繰り広げられている。売上高が１社にして中規模国家のＧＤＰをはるかに凌ぐ巨大企業は、網の目のように張りめぐらされた結合関係によりさらに強力に連結され、地球規模の影響力をおよぼしている。本書は、この巨大な力をもつ企業間結合の各国における実態を分析した力編である。
目次
第１部 アメリカの企業間関係（アメリカの企業間関係；アメリカ合衆国における産業連関と取締役兼任ネットワーク ほか）
第２部 ドイツの企業間関係（ドイツの「企業集団」；ケース・スタディ：Ｄａｉｍｌｅｒ‐Ｂｅｎｚコンツェルン）
第３部 韓国の「企業集団」（財閥）（韓国「財閥」の理論的制度的検討；韓国財閥の発展過程とＩＭＦ経済管理 ほか）
第４部 イギリス、フランスの企業間関係（イギリスの銀行・企業間関係―バークレイズ銀行を中心にして；フランス自動車産業の企業間関係）
