内容説明
国際学術交流の成果を織込み、企業経営の戦後過程と諸問題に多面的・多領域から接近・追求、その多様な意味を解き、実りある課題を展望。プロジェクト構成より３年有余に及ぶ３部１５章から成る意欲的研究の成果。
目次
第１部 戦後経済の変遷と企業経営（戦後日本の経済成長と資本蓄積のメカニズム；戦後税制と企業経営）
第２部 企業経営の展開と課題（戦後日本資本主義と経営思想；経営戦略・経営組織の展開と日本的経営；戦後日本企業の設備投資と資金調達；戦後の日本企業における予算管理システム；戦後日本企業における生産管理の展開―「日本的生産管理」の形成過程；戦後日本の労務管理と競争的職場秩序―「民主的」労働者支配と「合理化」；日本企業における情報化の進展―鉄鋼業における情報化を例に；戦後の流通政策と流通企業の行動）
第３部 国際化と企業経営（企業経営の日独比較；日独自動車メーカーの製品戦略；在米日系企業の動向；在韓日系企業の文化と経営特徴；在日韓国・朝鮮人企業経営の展開と展望）
