理学療法のとらえかた

理学療法のとらえかた

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  • サイズ B5判/ページ数 330p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784830643064
  • NDC分類 492.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 ● 近年,医学界ではEBM(evidence based medicine)の重要性が叫ばれているが,自分が提供する理学療法の根拠やその効果のメカニズムについては,必ずしも明確でないことが多い.
● 本書では,理学療法技術をその背景(解剖学・運動学・生理学)から解き明かし,臨床の現場で遭遇する疑問や理解していると思い込みがちな事象に,各執筆者なりのclinical reasoningを提示.
● 各項目の冒頭には「理解のためのエッセンス」を置き,項目の最後には簡潔な「まとめ」もあって要点をつかみやすい.また知っていると役立つ関連知識を「メモ」として随所に挿入.
● 理学療法技術のレベルアップと,臨床の場での実践的応用力が身につくように編集された,実地に役立つ参考書.
2色刷    

《目次》
1.やさしく触れよう―触診の使い方
2.痛みを主訴とした患者さんに出会った時
  ―痛みに対する理学療法
3.むりやり動かすな!
  ―拘縮に対する理学療法  
4.骨を強くしたい―骨粗鬆症に対する理学療法
5.見えない力をコントロール
  ―骨折に対する理学療法
6.アライメントを変える―側弯症に対する理学療法
7.腰の痛みは予防できる―腰痛に対する理学療法
8.肩こり・腰痛とストレッチの本当の関係
  ―筋の病態生理と運動
9.心と体を動かそう―虚血性心疾患に対する理学療法
10.効率の良い身体―呼吸器に対する理学療法
11.集中治療室で理学療法に集中―ICUでの理学療法
12.運動とインシュリンの微妙な関係
  ―糖尿病患者に対する理学療法
13.患者と義足のインターフェースに
  ―切断患者の理学療法
14.宇宙で暮らすための大問題
  ―筋萎縮に対する理学療法
15.『2kgを10回』―筋力強化の科学
16.筋の緊張,元は神経の興奮
  ―筋緊張の病態生理と理学療法
17.くり返し,くり返し―脳障害後の理学療法
18.坐位バランスを左右するもの
  ―坐位獲得のための理学療法
19.筋張力? 緊張力?
  ―片麻痺患者に対する筋力強化運動
20.ゴールは見えているか? ―理学療法の目標設定
21.実をとるか,美をとるか
  ―歩行の何を優先して指導すべきか
22.制御困難な状況に立ち向かう
  ―協調運動障害に対する理学療法
23.元気に育て―未熟児に対する理学療法
24.笑顔でコミュニケーション
  ―失語症や痴呆症を合併した患者さんとの接し方
25.物理的刺激を理解する―物理療法を有効に使う
26.臨床に役立つテーピング講座―テーピングの実際
27.動きを制限し運動を補助―装具を生かした理学療法
28.身体の一部としての車椅子
  ―車椅子を使用させる時のポイント
29.転ばぬ先の杖―杖の選び方・使い方
30.家でもらくらく―在宅リハのポイント