日本の宗教教育と宗教文化

個数:

日本の宗教教育と宗教文化

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月28日 19時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784830110344
  • NDC分類 371.6
  • Cコード C1014

内容説明

宗教教育は教育にとって不可欠なものであり、それを抜きにして真の教育はできません。戦後教育の再建に当たって、当時の識者や当局者は宗教教育重視の政策を進めようとしていました。しかし敗戦にともなう占領下のいきちがいから、宗教教育は結果的に排除され、現代の学校では、事実上、宗教教育は皆無の状態になっています。平成15年、教育基本法の改正を答申した中央教育審議会は「宗教は、人間としてどう在るべきか、与えられた命をどう生きるかという個人の生き方にかかわるものであると同時に、社会生活において重要な意義をもつものであり、人類が受け継いできた重要な文化である」として、宗教について学ぶことの意義を強調しています。そこで我々は、占領下の宗教と教育の議論を改めて掘り起こし、宗教と教育の正しい関係を再認識し、日本という土壌のなかでの宗教教育について、その方向と方法のために確たる手掛かりをつかみます。

目次

第1部 現代の学校と宗教教育(占領下の宗教教育論争(前期―占領軍内の宗教教育論争)
戦後教育における宗教教育問題―占領期における「宗教的情操」教育論議を中心に
宗教心と宗教的情操)
第2部 日本の宗教文化
第3部 座談会(日本の宗教教育と宗教文化)
第4部 資料(世界の教育現場で宗教はどのように教えられているか―価値教育の充実が共通のテーマである;世界の公教育と宗教教育;教育基本法改正問題と宗教教育振興への要望;関係法令・通達等;小学校・中学校学習指導要領における宗教教育に関わる規定;戦後日本における宗教教育について理論的に考えるための主要文献図書)

著者等紹介

杉原誠四郎[スギハラセイシロウ]
昭和16年広島県生。昭和42年東京大学大学院修士課程修了。専攻は教育行政学。現職、武蔵野大学文学部教授

大崎素史[オオサキモトシ]
昭和19年大分県生。昭和51年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。専攻は教育行政学。現職、創価大学教育学部教授

貝塚茂樹[カイズカシゲキ]
昭和38年茨城県生。平成5年筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。平成16年博士(教育)。専攻は日本教育史。現職、武蔵野大学文学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。