内容説明
生態系の維持・消滅について理論的に何が予測できるのかを明らかにし、そのうえで現実的かつ有効な環境保全の指針を明晰に説く。複雑系としての生態系の構造を理解するための最良の入門書。
目次
第1章 多様性と人間生活
第2章 我々を取り巻く環境
第3章 六つの基本的な問い
第4章 自然界のパターン
第5章 生態集合
第6章 生物多様性の進化
第7章 形態と機能について
第8章 エコシステムの発生と進化
第9章 我々の未来―複雑性と共有性
著者等紹介
レヴィン,サイモン[レヴィン,サイモン][Levin,Simon A.]
プリンストン大学の数理生物学の教授で、プリンストン大学環境研究所初代所長を務めた後、現在は生物複雑系センターの所長を務めている
重定南奈子[シゲサダナナコ]
岡山県倉敷市出身。奈良女子大学理学部教授。専門は数理生物学
高須夫悟[タカスフウゴ]
名古屋市出身。奈良女子大学理学部助教授。専門は数理生物学。数理的手法を用いた生物集団の構造および進化に関する研究を行っている
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