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内容説明
俺は最近分かったことがある。これまで自分はなんとなく年上の女性に苦労する宿命にあると思ってきた。しかし、どうも年下の女の子にも苦労しそうなのだ…って偉そうに言うことじゃねえなまったく。アーバンラマについたとたん、ロッテーシャがエドに復讐するため剣をかっぱらって行方不明になるし、あのクリーオウが過労で倒れるしと、とにかくこっちの調子が狂っちまうことこの上ない。おまけに予想通り、エドという奴は俺の考えている男と同一人物だった。しかも、アイツの側にはとてつもない危険が。俺に安息の日はないのか?ますますヒートアップ!疾風怒濤の百人組み手ファンタジー第14弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サン
5
魔術士オーフェンの本編14冊目。ロッテーシャをつれて自治都市アーバンラマへついた一行。レッドドラゴンに狙われたクリーオウとマジク。登場人物も増えて物語はまだまだ収束しない。いつもより暗いけど、面白い。2018/02/25
Radwynn
3
ロッテーシャがウザい、と思ってしまうのはすでに作者の術中にはまってしまっているからなのだろうか。彼女の単調な思考は、まさに女性ならこう考えるだろう、という延長線上でしか動かない。戦闘はますます過激に、いっそバカバカしい状態に発展して、混乱が極まる…たしかこのへんだったかなあ、前に読んだときに挫折したのは…2017/01/30
なごむ
2
ひたすら暗いな…と思う原因はクリーオウがいつもの調子じゃないせいなんだろうか。彼女が無茶苦茶やらかしてるおかげで、どんな窮状でもなんとかなる気分になるんだよなぁ。正体不明の危機がいきなり目前に現れるというシチュエーションには慣れない。2012/04/10
deltazulu
2
みんな心にあるものを見せないまま先に進むから、いろいろもやもやする。押しつぶされそうな不安が的中したときは、もう……巻頭イラストが胸につきささる。まだ全然途中っぽいので続き続き。2009/11/27
ワシントン
2
全体的に、暗くて不吉な雰囲気がプンプンする。だんだん話が難しくなってきたけど、引き込まれる。2008/09/10