- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
真紅の魔法陣から、巨大な漆黒の犬が飛び出した。「あれは…」小型の象ほどもある黒犬の姿に、マリアは驚きの声を漏らす。それは、マリアの父が召喚を得意とした獣だった。魔犬は、蠢く骨の竜へと全身をぶつける。そこに、魔犬を召喚した男―ガルドが剣を抜いて飛び込み、骨の竜の巨大な頭蓋骨を両断した。「す、すごい…」聖都防衛隊第一小隊が遠征から帰還した。ガルドはその中の一人だった。無骨だが、優しいガルド。マリアは彼に接すると、落ち着かなくなってゆく。一方、聖都サザンの破壊を目論む王子イスファンは、魔神マルコキアスの封印を解除し―。召喚コミカル・ファンタジー、白熱の長編第5弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
60
ある日マリアが、魔物相手に苦戦していると、防衛隊の小隊が助けてくれる。真紅の魔法陣から、巨大な漆黒の犬が飛び出した。「あれは…」小型の象ほどもある黒犬の姿に、マリアは驚きの声を漏らす。それは、マリアの父が召喚を得意とした獣だった。そのとき身を呈してマリアをかばい、敵を倒した聖都防衛隊第一小隊の一人召喚士・ガルドに、マリアは一目惚れする。マリアそうした心境に敏感に気づく堕天使フレイムだが…。召喚コミカル・ファンタジー第5弾。一方、聖都サザンの破壊を目論む王子イスファンは、魔神マルコキアスの封印を解除する。2019/12/21
みゅーおん(彩円哲人・エセ科学者) 真夜中のみ営業中
1
初恋は、実らないと相場が決まっておるもの(^v^) 全然関係ないけど、ブルーの髪でツインテールったら、今だと断然ミクさんになっちゃゆねー?!時代…(^v^)2015/08/02
黒崎ディートリッヒ
1
召喚異世界ファンタジー、第5弾。 ガルドはやっぱり悲劇のヒーローでしたか。悪魔マルコキアス、好きだなー。ソロモン七十二柱の悪魔の一柱で、地獄の大侯爵。ガルム(こっちはフェンリルと一緒で北欧神話起源の魔物です)にしろマルココキアスにしろ、黒い犬の魔物って結構好きです。 そしてマリアにも恋の予感。フレイムだけじゃなくってアルフレッドもマリアの事が気になるのですか。確かにマリアと彼は年齢的にも近い少年少女だし、無愛想なアルフレッドだって、マリアの事を女子として意識しはじめてもおかしくないですよね(笑)2013/12/04
月兎
1
何度かこの小説は読んでるからこれからのことを考えると回想の段階から辛くなる。何度読んでもマリアとマルコキアスが戦うシーンになると泣いてしまう。今回もマリアは召喚士としても人としても成長したと思う。マリア好きすぎてマルコキアスが彼女に惹かれている理由にも共感。http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-191.html2011/01/21
お~い
0
昔読んだ本