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内容説明
「危険だ、車爆弾だ!」。“ダナン”シージャック事件の悪夢も覚めやらぬ秋の日、相良宗介の危機回避衝動はさらなる高まりをみせていた。教師の車を完膚なきまでに分解、大破。そんな、宗介の的を外した警戒は、決して杞憂に終わりはしなかった。“ダナン”を危地に陥れた裏切り者を追って、シチリアを訪れたクルツとマオ。だが、裏切り者を拘束するため、シシリー・マフィアの屋敷に潜入した彼らをASが襲う!辛くも、援護に向かった宗介と合流した彼らは、最新鋭機M‐9に酷似した正体不明のASを目撃!敵か?味方か?謎のASへの疑惑を抱える宗介たちに、意外な事実が明かされようとしていた!!大好評SFアクション・シリーズ。宗介&かなめ、不動の爆弾コンビにふりかかる悲劇の予感。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
71
あのドンパチが何時もながらすごいなしかし。珍しく宗介が悩んでる。この悩みが結局最後まで関わってくるかと思うと感動する。2010/01/27
海猫
47
冒頭のめざましいアクションから一転、静かにこれまで安定していた人間関係が大きく動く。非常にアンバランスなところでこの巻は終わるので否応でも続きが気になる。2011/03/22
まりも
44
再読。前回の後始末となるカーチェイス+宗介が遂にかなめの護衛から外される事に…な話。1巻の時と比べて少しずつ変わってきた宗介の姿、上司として宗介に指令を出さなくてはいけないテッサの心の叫びが印象的な回でした。ページ数薄いのに色々と内容濃いのがすごいな。伏線の張り方や続きが気になる引きと言い、上巻としてのクオリティは十分に高いと思います。お次は5巻へ。2015/04/09
佐島楓
33
高校生としての生活と「ミスリル」の任務。ソースケの二重生活も限界か? しかしそんな日々も終わりを迎える?! 下巻へ行きます。2015/12/18
ENTER
23
約10年振りに再読。このころのラノベって今より本当にページ数が少ないよね。この巻は200ページくらいしかない。意図的に、手に取りやすくしてるんだろうな(>_<)2023/01/12