福武文庫<br> なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか〈下〉―連合国が最も恐れた男・天才ハイゼンベルクの闘い

福武文庫
なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか〈下〉―連合国が最も恐れた男・天才ハイゼンベルクの闘い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 497p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784828857336
  • NDC分類 559.7
  • Cコード C0122

内容説明

第二次体戦末期の1994年12月、世界的物理学者ハイゼンベルクのチューリッヒでの講演にアメリカの情報機関は政治工作員を送りこみ暗殺計画を画策する。世界史的事件を通し、「政治と科学」というシリアスなテーマをスリリングなストーリーで綴る一大スペクタクル。

目次

アルゾス調査団
ハイゼンベルク暗殺計画
アレン・ダレスとスパイたち
連合国側の思惑
OSS工作員モー・バーグ
バーグの電文
ハイゼンベルクのふるまい
戦況悪化
ハウトスミットの調査

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kochi

18
連合軍の反撃とともに英米の諜報部隊がドイツ核開発に迫る。目的はハイゼンベルクの誘拐か暗殺。「アルゾス調査団」のバーグはポケットにピストルを忍ばせて、スイスに講演に訪れたハイゼンベルクに接近するが・・・下巻はドイツの核開発をめぐる諜報活動と科学者倫理に焦点があてられる。愛国心と反ナチの感情に挟まれてハイゼンベルクが下した決断とドイツ核開発の真相は、大戦後の米ソを軸にした冷戦の始まりのなかで闇の中へ。広島・長崎に繋がったマンハッタン計画の当事者達と二流と言われたドイツの科学者との本当の勝者は誰なのか?2019/09/01

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