内容説明
人権は、世の中を騒がせるための火付け泥棒であり平等は、現実にありえない虚構を口実に人々を無限に不平に追い込む―こんな教育が罷り通るのか!消化不良の共産主義が通低する「公民」の教科書を撃つ。
目次
第1章 公民教科書を解体する
第2章 取り扱いに注意すべき進歩主義
第3章 中途半端な民主主義を語るなかれ
第4章 教科書の人権を考える
第5章 平等という名の不平等
第6章 「妄想」の人権論
第7章 「幻想」の平等論
著者等紹介
谷沢永一[タニザワエイイチ]
1929年、大阪市生まれ。57年、関西大学大学院博士課程修了。専門は日本近代文学、書誌学。現在、関西大学名誉教授。文芸評論、社会時評など幅広い分野で執筆を展開。その歯に衣着せぬ発言には定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。