戦争はペテンだ―バトラー将軍にみる沖縄と日米地位協定

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822805975
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

第一次世界大戦の米海兵隊英雄から反戦家へと転じた将軍バトラー。20世紀初めに彼が見た世界は「軍事植民地」としての沖縄、米国の産軍複合体および世界戦略として再現された。日米地位協定下における日米両国政府の政策から沖縄と日本国憲法、そして脅かされる私たちの基本的人権を考える。

内容説明

第一次世界大戦の米海兵隊英雄から反戦家へと転じた将軍バトラー。20世紀初めに彼が見た世界は、沖縄に「軍事植民地」という形で、米国の産軍複合体および世界戦略として再現された。日米地位協定のもとにおける沖縄住民の安全と人権、在沖米軍基地を容認させるための日本政府のアメとムチ政策、米軍による「良き隣人」政策。沖縄戦から60年。「民主主義」を守るための日米安保、在日米軍基地、そして戦争について沖縄から考える。

目次

第1章 戦争はいかがわしい商売だ
第2章 スメドレー・D.バトラー将軍
第3章 キャンプ・バトラーと在沖米軍基地
第4章 「軍事植民地」と日米地位協定
第5章 「良き隣人」たち
第6章 産軍政による現代の戦争

著者等紹介

吉田健正[ヨシダケンセイ]
1941年、沖縄県糸満市生まれ。米ミズーリ大学および同大学院卒業(専攻・ジャーナリズム)。新聞記者、雑誌記者、在日カナダ大使館勤務を経て、桜美林大学教授
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