TOC意思決定の技術―シンクロナス手法による製造業の革新

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784820715788
  • NDC分類 509.6
  • Cコード C2034

内容説明

これからの製造業のあり方に大きな示唆を与えたのが制約条件の理論(TOC)である。TOCは顧客や市場の需要とシンクロナイズされた物作りを提唱する。つまり外部(顧客満足)と内部(財務業績)をバランスさせ、企業のゴール(目標)を達成することを目指す。本書はこのTOCをベースに、個々の従業員、部門、工場、事業部などの活動が企業のゴールに向けてシンクロナイズされるような意思決定評価のツールとシステムを具体的に提示している。また、従来の会計/原価システムによる意思決定評価は大きな誤謬に導く恐れがあると警告。その古い評価軸を根本的に刷新し、企業のすべての構成員の活動を「全体最適」に向けて変えることが本書のテーマである。

目次

1章 従来の意思決定評価は間違っている!
2章 シンクロナス・マネジメントとは
3章 「シンクロナス評価値」:バランスがとれ体系化された評価値
4章 顧客に焦点を当てた評価値
5章 業務の業績評価値
6章 制約条件評価値
7章 活動結果評価値と活動焦点評価値
8章 資産投資の意思決定
9章 製品原価と製品ミックスの決定
10章 シンクロナス・アプローチの導入ポイント

著者等紹介

スリカンス,M.L.[スリカンス,M.L.][Srikanth,Mokshagundam L.]
シンクロナス手法の導入実績を多く持つスペクトラム・マネジメント・グループ社の会長・創設者。同氏は以前、クリエイティブ・アウトプット社でTOCの開発者ゴールドラット博士と一緒に仕事をしていたこともある

ロバートソン,S.A.[ロバートソン,S.A.][Robertson,Scott A.]
スペクトラム・マネジメント・グループ社の社長

冨岡万守[トミオカマモル]
1967年、早稲田大学理工学部機械科卒業。同年、住友スリーエム株式会社に入社。同社においてプロジェクトエンジニア、製造部長、製造システム部長、工務部長、製造サービス部長を経て、現在、担当部長としてTOC、シンクロナス・マネジメントの教育、指導を行っている。中小企業診断士
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