内容説明
世界一の先進工業国でありながら、今もなお宗教が個人と社会に大きな影響を与えている宗教国家アメリカ。その「セルフイメージ」形成を多角的に探る。
目次
序章 日本人の「宗教アレルギー」―「日本型」宗教の特質
第1章 統計からみるアメリカ宗教の現状と特質
第2章 初期ニューイングランドにおける教会員制度の変質
第3章 アメリカ革命と宗教―文化的多元性・政教分離・統合
第4章 海外伝道と世界のアメリカ化
第5章 アフリカ系アメリカ人におけるセルフ・イメージ探求の旅
第6章 アメリカ外交の宗教的次元
第7章 公教育に進出する宗教右翼
第8章 アメリカ・プロテスタント思想とアメリカのヴィジョン