内容説明
看護倫理をどのように教え・いかに学んでいくか、あなたに指針を与えてくれる最新最適テキスト。
目次
第1部 序論と背景(臨床倫理における歴史、社会的倫理、宗教への序;看護における倫理:歴史的展望;社会的倫理,専門職,社会)
第2部 倫理の理論(原則の倫理;徳の倫理;ケアの倫理)
第3部 倫理を教える(看護倫理の教育概説;看護倫理の教育:倫理的能力の促進;世界のさまざまな倫理的問題と看護;日本における看護倫理の教育)
第4部 看護倫理の将来(国際的展望;看護倫理教育の将来)
著者等紹介
デーヴィス,アン・J.[デーヴィス,アンJ.][Davis,Anne J.]
34年にわたるカリフォルニア大学サンフランシスコ校在任中に、看護倫理を教え、医療倫理審査会、研究倫理審査会で委員を務め、また、地域のホスピスの倫理委員会を発足させた。カリフォルニア州看護師協会会長およびアメリカ看護師協会(ANA)の倫理委員会委員長を歴任し、大学院生の研究を指導した。これまでの訪問国は120か国に及び、中東、ヨーロッパ、アフリカ、インド、中国で教育・研究を指導し、長野県看護大学では6年間、看護学の教授を務めた。研究領域はエンドオブライフ(終末期)の倫理と国際看護における倫理。エモリー大学から名誉博士号を、ANAから第1回人権賞を授与されている
Tschudin,Verena[TSCHUDIN,VERENA][Tschudin,Verena]
1970年代後半にカウンセラーとしての教育を受けた結果倫理に関心をもつようになり、Nursing Ethics誌の発行当初からその編集に携わってきた。英国サリー大学国際看護倫理センター(ICNE)が授与する人権と看護の賞の選考委員である
Raeve,Louise de[RAEVE,LOUISE DE][Raeve,Louise de]
1970年代初めに哲学の学位を取得する一方、一般的看護トレーニングを始め、医療倫理の発展に伴い、それについて研究を進め、1991年スワンシーのウェールズ大学マクミラン看護倫理講座に教職を得るに至った。近年、卒後上級臨床実践コースで修士課程の指導にあたり、臨床管理技術を教授している
小西恵美子[コニシエミコ]
佐久大学看護学部教授。長野県出身。東京大学医学部衛生看護学科卒業。東京大学医学博士。長野県看護大学教授、大分県立看護科学大学教授を経て、2008年より現職。日本看護倫理学会理事、日本生命倫理学会評議員
和泉成子[イズミシゲコ]
Oregon Health & Science Universityポストドクトラルフェロー。兵庫県出身。千葉大学看護学部卒業。The Catholic University of America看護学修士、Oregon Health & Science University,PhD。兵庫県立看護大学助手、福岡県立大学助教授、Linfield College非常勤講師を経て、2007年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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