内容説明
本書はまず、看護現場のジレンマについて考えます。次に、アメリカの看護婦がどのようにして自主的で責任のある看護婦に成長していったかを、アメリカ看護婦協会、および先進業務ナースなどの活動の例から学びます。さらに、日本における看護業務を支える法的な構造とその問題点について理解を深めます。
目次
1 看護現場のジレンマを考える
2 アメリカの看護婦は看護をいかに前進させたか―専門職としての看護の発展
3 アメリカにおける先進業務看護―クリニカル・ナース・スペシャリストとナース・プラクティショナー
4 看護婦の業務と法的諸問題―専門職化をいかに進めるか