内容説明
“知識社会”という新しい時代を日本が否応なく迎えるにあたり、どのようなスタンスで企業および社会が対応していくべきなのかを、「組織戦略」の視点から論述。伝統的な組織論すなわち組織を閉鎖的な場としてとらえるのではなく、自在に多重的に姿を変えていくテンポラリーで流動的な存在としてとらえている。
目次
序章 境界融合と関係編集(境界融合から無境界へ;シェア経営時代の組織戦略 ほか)
第1章 バーチャルコーポレーションと関係編集(バーチャルコーポレーションの組織戦略;バーチャルコーポレーションのイメージ ほか)
第2章 サプライチェーンと関係編集(サプライチェーンの組織戦略;流通企業におけるコーディネート戦略 ほか)
第3章 ロイヤルティ経営と関係編集(ロイヤルティ経営の組織戦略;顧客関係性のマーケティング ほか)
終章 ネットビジネスと関係編集(ネットビジネスの組織戦略;ドットコム企業へ向けた経営革新 ほか)