生殖医療―試験管ベビーから卵子提供・クローン技術まで

生殖医療―試験管ベビーから卵子提供・クローン技術まで

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784815804039
  • NDC分類 495.48
  • Cコード C3047

出版社内容情報

1978年の試験管ベビーの誕生に始まる生殖医療は目覚ましく進歩したが、
倫理的、社会的に数多くの将来的な問題を内包している。本書は、体外受精児の
誕生から説きおこし、不妊症治療の技術、配偶子操作、移植医療など最新の知見
とその問題点を、生殖医療の流れのなかでわかりやすく解説する。
目次:
Ⅰ 生殖医療の経緯・1 体外受精児の誕生/2 体外受精技術発展の背景/ Ⅱ
 生殖医療の現況・1 体外受精手技の実際/2 現代の体外受精の成績/ Ⅲ 
生殖医療の未来・1 配偶子操作/2 移植医療/3 生殖産業/ Ⅳ 生殖医療
の問題点・1 技術的限界/2 法的整備/3 倫理社会的側面/付録 生殖医療
関連事項のインターネットによる検索法/生殖医療登録施設一覧/日本産科婦人
科学会会告/生殖医療用語集/生殖医療関係の書籍


内容説明

1978年の体外受精児誕生に始まる生殖医学はめざましく進歩したが、技術的・社会的・倫理的に数多くの将来的な問題を内包している。本書は不妊症専門医の著者が、不妊治療としての生殖医療の経緯、現況、新技術とその問題点をわかりやすく解説する。

目次

1 生殖医療の経緯(体外受精児の誕生;体外受精技術発展の背景)
2 生殖医療の現況(体外受精手技の実際;現在の体外受精の成績)
3 生殖医療の未来(配偶子操作;移植医療;生殖産業)
4 生殖医療の問題点(技術的限界;法的整備;倫理社会的側面;生殖医療の展開)

著者等紹介

菅沼信彦[スガヌマノブヒコ]
1952年名古屋市に生まれる。1978年名古屋大学医学部卒業。1987-89年米国ワシントン大学留学。1992-99年名古屋大学医学部助教授。現在豊橋市民病院不妊センター部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIRACLE

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生殖医療について、その経緯、現状、将来、技術・法律・倫理上の課題を、専門医が一般向けに解説した本。なかでも、生殖医療の経緯についての記述が有益だった。しかし、専門分野の用語法をそのまま用いているので、難解だった(とても一般人が理解できるとは、思えない。堤治『生殖医療のすべて』のほうが、はるかに、わかりやすい)。なお、改訂版は経緯を省略して、現状について項目ごとに解説しているので、注意が必要だ。2013/02/26

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