出版社内容情報
経済社会の環境変化に伴い、現代企業は組織の面でも取引方法の面でも、さま
ざまな新しい法的諸問題に直面している。本書は、このような観点から現代企
業法の課題となっている企業組織と活動にかんする法規整等の諸問題を、判例・
学説の推移を踏まえて検討する最新の論考集成。
内容説明
現代企業が今日の経済的環境変化のなかで直面する様々な法的証問題を、判例・学説の変化を踏まえて検討する最新の論考集成。
目次
第１編 企業組織（取締役会の承認のない譲渡制限株式の譲渡と譲渡人の法的地位；企業承継における制限的承継条項；非公開株式の評価再論 ほか）
第２編 企業金融（アメリカの農業金融機関の自己資本；フランス法における自己資本の法制化について；新株の不公正発行の判断基準 ほか）
第３編 企業取引・保険・有価証券（インサイダー取引と情報の流通；契約者配当と保険契約者の解説請求権；保険事業をめぐる若干の問題点 ほか）
