内容説明
ますます複雑化する心の病気。数多くの症例をあげながら、個人、企業、行政の面から今すぐできる予防と対策を提示。
目次
はじめに―不況社会とメンタルヘルス
第１章 ストレスの実態
第２章 職種別ストレスの実態
第３章 ライフイベントごとのうつ症状
第４章 増える自殺者
第５章 職場の問題
第６章 メンタルヘルスへの企業と国の対策
第７章 心の病気について
第８章 具体的な対処法
まとめ―メンタルヘルス不全の予防
著者等紹介
徳永雄一郎［トクナガユウイチロウ］
１９４８年福岡県大牟田市生まれ。１９７６年昭和大学医学部卒業。１９８２年福岡大学大学院医学専攻科（精神分析学）卒業。福岡大学医学部講師。１９８７年不知火病院院長に就任。１９８８年福岡市博多駅前に不知火クリニック開設。１９８９年不知火病院・ストレスケアセンター開設。現在、医療法人新光会理事長、兼、不知火病院院長。日本ストレス病棟研究会会長
中村純［ナカムラジュン］
１９４９年福岡県久留米市生まれ。１９７５年久留米大学医学部卒業。１９７９年久留米大学大学院医学研究科博士課程修了。１９７９年米国テキサス大学ガルベストン校薬理学教室へ留学（２年間）。１９８４年久留米大学講師（神経精神医学教室）。１９８４年米国テキサス大学ガルベストン校薬理学教室へ再留学（半年間）。１９９４年久留米大学助教授（神経精神医学教室）。１９９８年産業医科大学教授（精神医学教室）、現在に至る。主要研究領域としては、リエゾン精神医学、臨床精神薬理学などで日本精神神経学会評議員、日本臨床神経精神薬理学会理事などを歴任し、厚生労働省の中央薬事食品衛生専門委員や「労働者のメンタルヘルス対策に関する検討委員会」委員、メンタルヘルス対策支援委員なども務めており、労働者へのメンタルヘルス、とくにうつ病の治療に関心を持っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
