京都学派の哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812201169
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C3010

内容説明

本書は、“京都学派”と呼ばれる人たちの思想・哲学を考察するものである。特に、西田幾多郎、田辺元の直接の影響を受けた人たちについて論ずる。

目次

1 西田幾多郎
2 田辺元
3 三木清
4 戸坂潤
5 木村素衛
6 久松真一
7 下村寅太郎
8 西谷啓治

著者等紹介

藤田正勝[フジタマサカツ]
1949年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

K.H.

6
西田幾多郎、田辺元ら京都学派についての論文集。取り上げられているのは、西田・田辺のほか三木清、戸坂潤ら七人。ちょっと読みにくかった。各論文のはじめに20頁程度の原著者のテクストを付すという形式をとっているのだけど、これ要るかな。論文の方でほとんど触れられていなかったりもするし。論文の質も、踏み込んだものもあれば紹介に終始したものも。気に入ったのは最後に付論として収録されたマラルドの論文。絶対無の「無」はハイデガーやサルトルと違うのか、「絶対」はヘーゲルと違うのかって、だいぶクリティカル。2022/01/04

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