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目次
第1部 作品分析(『罪と罰』、隠された女神たち―ラスコーリニコフの下宿空間をめぐって;『白痴』における笑い ほか)
第2部 比較・対比研究(ドストエフスキイと村上春樹―現代日本における「物語」の運命をめぐって;ディケンズとドストエフスキー―『オリヴァー・トゥイスト』と『罪と罰』をめぐって ほか)
第3部 バフチンの視点をめぐって(生成するテクスト―バフチンのふたつの『ドストエフスキー論』;ドストエフスキーにおける「声」と「顔」の主題を問題化するために ほか)
第4部 精神分析・宗教的視点から(ドストエフスキーの読者について;ドストエフスキーの近代科学観―模倣の欲望と嗜癖的関係性 ほか)
第5部 研究ノート(ドストエフスキーとユダヤ人問題・覚え書き;ドストエフスキーとダニレーフスキイ―クリミア戦争をめぐって ほか)
著者等紹介
安藤厚[アンドウアツシ]
出生・出身地1947年・神奈川県、最終学歴東京大学大学院人文科学研究科(比較文学比較文化)修士課程修了、現職北海道大学教授、主要著書・翻訳に(共編)『ドストエフスキー《罪と罰》コンコーダンス』、北海道大学、1994
木下豊房[キノシタトヨフサ]
1936年生まれ、長崎県出身。早稲田大学大学院文学研究科(ロシア文学)博士課程単位取得退学。千葉大学教授。主要著書に『近代日本文学とドストエフスキー―夢と自意識のドラマ』、成文社、1993ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。