内容説明
古代エジプトのファラオで一躍脚光を浴びたミイラの世界。誰がどうやって「死」をとじこめ「永遠の生」を得ようとしたのか―。世界各地のミイラを初めてオールカラーで紹介します。
目次
ミイラとは?
自然のミイラ
時に埋もれた土地
エジプトの「死者の書」
ミイラをつくる
ミイラを包む
ミイラのマスク
お守り
ミイラのかくれ家
石棺
来世にもっていくもの
来世の労働者
ミイラとオシリス神
王のミイラ
ツタンカーメンの財宝
ミイラの呪い
ギリシアとローマのミイラ
動物のミイラ
ミイラの秘密を解く
アンデスのミイラ
アイスマン
湿地のミイラ
シチリアのミイラ
そのほかのミイラ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春ドーナツ
6
朝食時に喫茶店のカウンター席で読む。死体の写真がわんさか登場するのを見ながらトーストをかじりコーヒーを飲んだ。私の両隣に座る羽目になったお客さんの食欲を減退させているのではないかと危ぶむ。朝7時からミイラ。雨雲が去り晴れ間が顔をのぞかせた頃読了。2017/11/23
OKKO (o▽n)v 終活中
1
仕事からの逃避で15年ぶりぐらいの再読なもんで、本自体からミイラ臭が(ToT) ◆ページ数は少ないが写真満載、テキストも相当な量で、フムフムしながらマジメに観察しつつ読めば半日は軽く潰れよう ◆大半がエジプト、そして南米、さらにヨーロッパは泥炭ミイラやシチリアのカプチン会及びアイスマンまで、剥製を除く皮膚つき死体を数多く掲載、このジャンルの入門書として必要にして十分な良書 ◆あ、皮膚つき死体って、それじゃ普通の死体だ! ミイラの定義は「少しでも皮膚が残った死体」だそうだ。うまい言い方はないか~(@_@)2014/09/03
er
0
わくわく!2016/02/08
キャッチアンドデニーロ
0
世界各地のミイラの解説本です。オールカラーの綺麗な画像のそばに細かい説明が載っています。大型本で、薄く見えますが、かなり読み応えたっぷりです。子供が写真だけ見てワクワクするのにも良いし、読み進めやすいので、大人が雑学を深めるのにも良いです。2013/03/29
ユキ@うろちょろ
0
世界で発見されたミイラ、人工的に保存されている遺体などを写真で紹介。ツァンツァや日本のミイラ、カタコンベも若干紹介されています。個人的にはビンに入れられた、崩れたミイラの頭部が怖い。2012/09/20