Bibliophile series<br> 書物の世界の三十三年間の冒険

Bibliophile series
書物の世界の三十三年間の冒険

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784809905018
  • NDC分類 010.4
  • Cコード C0090

内容説明

スコットランドのある図書館員の19世紀末から20世紀初頭にかけての憶え書。風変わりな利用者たちの姿や当時のイギリスの図書館の実態が浮き彫りにされる。

目次

1章 最初の図書館長とそれ以後
2章 図書館とその利用者
3章 図書館利用者の奇行、その他
4章 図書館員とその諸問題
5章 昇進にまつわる逸話
6章 副館長の気晴らし
7章 作品あれこれ
8章 読書室の学生、その他
9章 図書館員の宗教、その他
10章 記念すべき学生の勝利
11章 R.L.スティーヴンソンとオリヴァー・ゴールドスミス
12章 奇妙な書名と蔵書目録
13章 埃、寄増図書、そして幸運
14章 趣味としての製本、その他
解説・英国図書館断想

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

1
 カスバートソンは、エディンバラ大学図書館などに勤めたライブラリアン。  本書は、自身の図書館での体験をネタにしたエッセイ集。図書館の歴史、蘊蓄、管理方法などについて知りたいひとには収穫が少ないかも。  図書館の利用者たちのわがままぶりを揶揄したり、図書館員の公募の不公正さを赤裸々に描いたり、小説ばかりが人気な状況を皮肉ったり。辛辣なユーモアでもって語られており、なかでも女性への敵視が激しい。  とはいえ、図書館関係者/図書愛好家なら、うなずける箇所が少なくないだろう。楽しい一冊だ。2024/03/05

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