自由への逃走―杉原ビザとユダヤ人

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784808305260
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

ナチの虐殺からユダヤ人を救った『杉原ビザ』とは何だったのか。戦後50年。いま、世界に生きるユダヤ難民たちが初めて証言する。あの苦難の逃避行を。人間・杉原千畝を。杉原千畝―第二次世界大戦中、ナチスドイツの迫害から逃れようとするユダヤ難民のために、外務省の訓令に背いて大量の日本通過ビザを発給し、自由への道を開いた駐リトアニア領事代理。救われた難民は8,000人にも上った。杉原は本当に何をしたのか、なぜしたのか、なぜできたのか。彼の行動と、決断の背景を追い、その全体像に迫った。杉原ストーリーの正史への試みである。記者たちは世界に散った。

目次

第1章 リストの人びとは
第2章 ビザの謎を追って
第3章 データ 杉原ビザ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

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再読。2011/03/29

扉のこちら側

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友人Sさんから借りて読んだ。第二次大戦中、ナチスの迫害から逃れるため日本通過ビザを求めるユダヤ人に、政府の命令に反し自らの危険をおかしながらビザを発行し続けた杉原千畝氏。その名は知っていたが、事実の全体像を知ることはなかった。読了し、杉原ビザの全体像とともに、当時の日本のとったユダヤ人政策についても知ることができた。ユダヤ人と満州が深い関わりがあったことや、日本もユダヤ人を利用し迫害した事実を知り胸が痛んだ。2010/02/12

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