出版社内容情報
大好評、先生!シリーズ最新第12巻。自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。コウモリはフクロウの声を聞いて石の下に隠れ、
ばかデカイ心臓をもつ“モモンガノミ”はアカネズミを嫌い、
芦津のモモンガはついにテレビデビュー!
そして、コバヤシ教授は今日も全力疾走中!
小林 朋道[コバヤシ トモミチ]
著・文・その他
内容説明
コウモリはフクロウの声を聞いて石の下に隠れ、“モモンガノミ”はアカネズミを嫌い。芦津のモモンガはついにテレビデビュー!自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。
目次
ヤギは仲間といることを強く望む動物だ―そんなヤギの心を痛いほど感じさせられた10日間
モモジロコウモリがフクロウに対して示す2つの反応!世界初だと思う―そして洞窟内での彼らとの出合いは心折れそうな私を励ましてくれたのだ
「ダーウィンが来た!」が来た―芦津のモモンガ、テレビデビュー
暑さにふらつく鳥、寒さによろめく鳥―私の研究室でしばし体を休め、自然界に旅立っていった小鳥たち
ヤギは糞や唾液のニオイがついた餌は食べない!―いや、じつに動物行動学的な現象だ
ニホンモモンガの体毛に生息するノミに魅せられて―「蚤の心臓」という言葉があるが、モモンガノミの心臓はたいそう立派なのだ
サッカー場の10分の1ほどの調査地に取りつけた、10個の巣箱から6種類の動物が見つかった話―哺乳類3種、鳥類1種、昆虫2種、いや驚いた!
著者等紹介
小林朋道[コバヤシトモミチ]
1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。専門は動物行動学、人間比較行動学。これまで、ヒトも含めた哺乳類、鳥類、両生類などの行動を、動物の生存や繁殖にどのように役立つかという視点から調べてきた。ヒトと自然の精神的なつながりについての研究や、水辺や森の絶滅危惧動物の保全活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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