内容説明
著者は、1976年に中央大学に奉職して以来、約30年間にわたって、アメリカ合衆国を中心に、イギリス、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア等の英語圏の犯罪学・刑事政策に関する最新の文献を紹介し続けてきた。本書には、著者にとって思い出深い論文10本を収録した。
目次
第1章 我が国の安全神話は崩壊したのか
第2章 欧米の都市犯罪研究
第3章 日常活動理論の体系的地位
第4章 アメリカ合衆国の野球量刑
第5章 ニュージーランドにおける青少年司法の歴史
第6章 アメリカにおける刑務所人口の増加とその要因
第7章 アメリカの民営刑務所の現状と課題
第8章 英米における受刑者暴力の解消策
第9章 破れ窓理論の基本的枠組と犯罪防止策
第10章 世界に誇れる更生保護制度
著者等紹介
藤本哲也[フジモトテツヤ]
1940年12月18日愛媛県に生まれる。1963年中央大学法学部法律学科卒業。1965年同大学院修士課程法学研究科刑事法専攻修了(法学修士号取得)。1969年同大学院博士課程法学研究科刑事法専攻単位取得満期退学。1970年フロリダ州立大学大学院修士課程犯罪学部修了(犯罪学修士号取得)。1975年カリフォルニア大学大学院博士課程犯罪学部修了(犯罪学博士号取得)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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