内容説明
母が原因で起こる子どもの病気「母原病」に対して、父が原因のそれは「父原病」。父親とはいかにあるべきかを考える。
目次
第1章 「母原病」の陰に「父原病」あり―父親たちが尊敬されなくなった理由(日本人がこわれていく;日本ほど文明病の多い国はない;病める文明、病める人間を識る医学 ほか)
第2章 人はなぜ、子育てが下手になったのか―日本を席巻する「大人になりきれない」症候群(知能の害についての十カ条;人には悪魔の愛情がある;人は未熟な親の状態で子を産む ほか)
第3章 父親はいま、何をすべきか―子どもの心をたくましくするために(父親を嫌う子どもたち;両親に見捨てられたぜんそくの子ども;「人間病」としてのぜんそくを見つめて三十年 ほか)