出版社内容情報
IoT(モノのインターネット)では、さまざまなセンサーを搭載したデバイスを使って、音、振動、電圧、気温、湿度、流量など現実の環境の状態を把握します。得られた情報は、インターネットを介してクラウドなどで処理し、活用やフィードバックを行っていきます。接続されるセンサーを搭載したデバイス数は、これから数年で数百億台にもなると予想されています。
これから激増していくIoTシステムを構築・活用していくのに必須となる知識と活用方法を、センサーの種類や取得できるデータの特徴から、通信方式、データを蓄積、分析する方法などまでしっかり解説しています。デバイスの設置や無線通信で問題になるセキュリティなど、運用に関する課題についても理解しておくべきポイントと対策まで紹介しています。
IoTシステムにかかわるソフト、ハードのすべてのエンジニアに必携の書籍です。
内容説明
本書は、これまで分断されてきたさまざまな技術領域を統合的に扱い、IoTシステム構築の基礎的な考え方と要素技術、アプローチや目指す姿を全体的に理解しやすくすることに努めました。センサーなどのデバイスからIoTプラットフォームまで、構築から運用、セキュリティ、そしてサービス創出までを網羅しています。
目次
第1章 IoTの現状と取り巻く環境
第2章 IoTアーキテクチャの構成要素
第3章 さまざまなデータソース
第4章 IoTデータの収集・蓄積の基本と活用までのプロセス
第5章 データの活用を見据えた分析の必要性
第6章 今後重要となるIoTシステムの運用
第7章 トータルな対応が求められるIoTの安全性
第8章 サービス展開をするシステムの考え方
著者等紹介
八子知礼[ヤコトモノリ]
パナソニック(旧松下電工株式会社)にて通信機器の企画開発や新規サービス事業の立ち上げに従事した後、アーサーアンダーセン/ベリングポイント、デロイトトーマツコンサルティング執行役員パートナー、シスココンサルティングサービスのシニアパートナーを歴任。通信/メディア/ハイテク業界中心のビジネスコンサルタントとして新規事業戦略立案、顧客/商品/マーケティング戦略、バリューチェーン再編等を多数経験。日本初の「モバイルクラウド」の提唱者として当該領域およびその延長線であるM2M/IoTビジネスの立ち上げも多数経験。2016年より、ウフルIoTイノベーションセンター所長、エグゼクイティブコンサルタントとしてIoTの啓蒙活動ならびにビジネス開発を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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